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田中幾太郎ジャーナリスト

1958年、東京都生まれ。「週刊現代」記者を経てフリー。医療問題企業経営などにつ いて月刊誌や日刊ゲンダイに執筆。著書に「慶應幼稚舎の秘密」(ベスト新書)、 「慶應三田会の人脈と実力」(宝島新書)「三菱財閥 最強の秘密」(同)など。 日刊ゲンダイDIGITALで連載「名門校のトリビア」を書籍化した「名門校の真実」が好評発売中。

豊田章男トヨタ会長と破綻した旧タカタ高田重久元会長に見る「外部」と「内部」の大きな差

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 高田氏の場合も、あまりに過保護だった。同氏を知る幼稚舎OBによると、母親が車で送り迎えしていた場面を目撃したことがあるという。幼稚舎では車での送迎は原則禁止。学校の関係者に見つからないように正門近くまで乗せて降ろす日々が高学年になる手前まで続いた。塾高から入る生徒に比べ、ひ弱になるのも当然だった。

「近年は中高一貫が主流になっているが、塾高は1学年約700人のうち半数近くを一般入試で取っている。こうしたシステムは残してほしい」と前出の文系教授。慶応の今後の隆盛は塾高にかかっているといっても過言ではなさそうだ。

◆田中幾太郎の著書「名門校の真実」(1540円)日刊現代から好評発売中!

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