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田中幾太郎ジャーナリスト

1958年、東京都生まれ。「週刊現代」記者を経てフリー。医療問題企業経営などにつ いて月刊誌や日刊ゲンダイに執筆。著書に「慶應幼稚舎の秘密」(ベスト新書)、 「慶應三田会の人脈と実力」(宝島新書)「三菱財閥 最強の秘密」(同)など。 日刊ゲンダイDIGITALで連載「名門校のトリビア」を書籍化した「名門校の真実」が好評発売中。

「悠仁さまに一人暮らしはさせられない」京大進学が消滅しかけた裏に皇宮警察のスキャンダル

公開日: 更新日:

「秋篠宮家がステータスを重んじるのなら京大でも申し分ないはず」(宮内庁OB)と思われた。入りたい理由づけも東大よりはっきりしている。しかも京大の推薦制度も東大と同様、特定分野での活動歴が重視される。トンボ研究で突出した成果を残してきた悠仁さまには有利な制度だ。

■京都護衛署長が妻以外の女性と“不適切”な関係

 しかし、京大の名前が最初に挙がった時点では深く追求されることはなかった。「秋篠宮家が消極的だった」からだ。3年前、京都護衛署長(当時)が妻以外の2人の女性と不適切な関係にあったことが発覚。このうちの一人を無断で赤坂御用地に招き入れていた。皇宮警察への不信感が一気に高まり、秋篠宮家は「悠仁さまに1人暮らしをさせるわけにはいかない」という考えに傾いたと宮内庁OBは推察する。

 今回、京大が再浮上した理由は昨年11月に悠仁さまが発表したトンボ論文の共同執筆者の存在だ。国立科学博物館の研究主幹を務める清拓哉氏はトンボ研究の第一人者で京大出身。同氏に全幅の信頼を置く悠仁さまとしても「京大へ気持ちが徐々に移っている」(皇室記者)という。はたまた別の隠し玉が出現するか、世間をヤキモキさせる時間がまだ続きそうだ。

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