皮膚におでき、イボが…麻酔下切除や病理検査に誘導する動物病院の狙い

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 ネコちゃんもワンちゃんも、皮膚におできのようなものができて気にすることがあります。当院でも、かかりつけの飼い主さんが「これは何ですか?」とわが子を心配して受診されることが少なくありません。そういうかかりつけの方はよいのですが、気になるのはセカンドオピニオンなどで転院で来られるケースです。

「悪いものかもしれないので、麻酔をして切除した上で細胞の組織を調べる病理検査をお勧めします」

 元の動物病院でよく言われるのがこのセリフ。本当にそこまでのことが必要なのか判断に迷った方がウチに来られます。確かにおできやイボなどには良性も悪性もあり、最悪の場合は、悪性腫瘍のがんです。皮膚にできる悪性腫瘍は病名としてたくさんあり、たとえば悪性黒色腫は、がんが正常組織を侵食するように広がり、1週間で2倍くらいに拡大するので進行も速く、要注意です。

 しかし、複数の病気を含む悪性腫瘍でも、いずれもレアケース。特に10歳未満なら、ネコちゃんもワンちゃんも極めてまれです。最悪の可能性はゼロではないとはいえ、いたずらに「悪いもの」をあおる説明がよいとは思えません。

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