「得したつもりで毎月赤字」…ポイ活にハマる人ほど貧乏になる背景と損をしない使い方
一般的なポイント還元率は0.5〜1%程度だ。月10万円をカード払いにしても、還元されるのは500〜1000円。年間でも最大1万2000円にとどまる。一方で、ポイント目当ての「ついで買い」が月3000円増えれば、それだけで年間3万6000円のプラス支出になる。「得している感覚」と「実際の収支」は、必ずしも一致しないのだ。
では、ポイ活で損をしないためにはどうすればいいか。FPの観点から見ると、まず押さえるべきポイントはシンプルだ。
最初に見直すべきは「ポイントのために買う」行動そのものだ。2倍デーのために購買タイミングをずらす、ランク維持のために余計な出費をする——こうしたNG行動は、還元率以上に支出を膨らませる。ポイントは「買ったついでにもらうもの」と割り切れるかどうかが、分かれ目になる。
次に、使う決済手段は1〜2本に絞ることをすすめたい。複数のカードやQR決済を使い分けるほど、「今月いくら使ったか」が見えなくなる。家計相談の現場でも、ポイントは貯まっているのに支出の全体像が把握できていないケースは少なくない。管理できる範囲でシンプルに運用することが、結果的に支出を抑えることにつながりやすい。
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