東京・銀座、KK線再生で誕生、東京スカイコリドーは高さ8.5メートル天空の遊歩道
中央通りや数寄屋橋などは絶景の撮影ポイント
まずはその高さと歩道の幅だ。
「KK線は、銀座ナインや銀座コリドー街の上を走っていました。連なったビルの上に道路がのっているイメージです。ビルは地上2階ですから地表からの高さは8.5メートル、幅員は最も狭いコリドー街の辺りで約12メートル、最も広い銀座インズの辺りは約33メートルです。この高さですから眺望は抜群です」
これまでもKK線の上を歩くウオーキングイベントが開かれていた。そんなとき、参加者が「うわー、スゴイ」と決まって撮影するビューポイントがあるという。
「1つは数寄屋橋の辺りで晴海通りの先に築地まで見渡せます。もう1つは中央通りをまたぐ2カ所(博品館付近と東京スクエアガーデン)で、中央通りを真っすぐに一望できますから、抜け感がすばらしい。外堀通りをまたぐ2カ所(土橋付近と西銀座JCT付近)も人気です」
今年4月に開催されたKK線を歩くイベント「Roof Park Fes&Walk2026」では、土橋付近で新幹線が歩行者の目の前を通過。大いに沸いたという。いずれのビューポイントも天気のいい日は混雑必至だろうが、東京スカイコリドーの自慢は高さと眺望だけではないという。
「整備にあたっては植栽やアートを導入して、大規模な緑のネットワークを生み出すのが計画のひとつです。米ニューヨークには廃線跡地を整備したハイライン(全長2.3キロの線形公園)がありますが、KK線の幅員は全体としてハイラインより広い。その広い幅員を活用して、歩行者通路だけでなく、にぎわい広場や滞留空間を確保する見込みです。にぎわい広場では、ワゴンカーやキッチンカーなどで物販や飲食なども行うことを検討しています。これだけのスペースですから、ベンチやシェード、トイレや手洗い場なども整備。これまでウオーキングイベントを行ってきましたが、今後は走ったり歩いたりするだけではないイベントの開催も見込まれています」


















