ゆうちょ銀がネット証券大手「松井証券」に出資…創業家が課税強化を回避するため決断か
株主構成についても、「長年、松井千鶴子氏、松井道太郎氏ら創業者一族が名前を連ねていたが、2025年3月期末時点で個人株主の名前はなくなり、創業者一族の資産管理会社である『丸六』『松興社』などで、議決権の過半数超(58%)を保有するようになっていた」(金融関係者)という。
とくに高額所得者に対する追加課税措置(ミニマムタックス)が強化され、27年からオーナーの株式売却益への課税が強化されるため、「26年中に保有株式の譲渡を決めなければならなくなった」(市場関係者)という背景があった。
一方、ゆうちょ銀も中期経営計画(26~28年度)で、多様な金融ニーズに応える「総合金融プラットフォーマー」を目指すとして、株式や債券などの運用需要に応えるために証券会社との提携も検討事項として掲げていた。両社の思惑が一致した資本提携に見えるが……。
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