本田圭佑「虚像と実像」(10)全裸で立ち尽くしたのも束の間…

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「1万円欲しさもあったでしょうが、本当は《いかに自分が強い人間なのか》を示したかったと思います。あの頃、本田はあまり試合に出られなかった。2年までBチームでしたからね。家長や他の主力にプレーで圧倒され、ムチャして『どんなモンや!』と目立ちたかったのでしょう。負けん気が強く、失敗しても絶対に弱音は吐かない。今も昔も同じ。あの頃、そんな本田を見て、僕たちはただ呆れるしかなかったんですけどね(笑い)」

 大言壮語して人を驚かせ、結果が出なくても意に介さない。失敗を認めた上で「糧にして這い上がってやる」と前向き発言を繰り返す。

 セリエAの今季最終節をベンチで過ごした本田は、試合後のインタビューでも「本田スタイル」を崩さなかった。

「うまくいかなかったことばかりだったが、自分に出来ることもある。そこはポジティブに捉えている。自分がチームを変えることが不可能だと思ってしまえば、そこで終わってしまうので。(ミラン入り後の4カ月半がW杯につながる力になっているか? と聞かれ)もちろん。右サイドをやったことも生きるだろうし、出来なかった悔しさも生きるだろう。すべてを生かすつもりです」

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