4連勝で首位浮上の阪神 “岡田待望論”噴出で尻に火か?

公開日: 更新日:

 24日に首位に浮上した阪神は現在、引き分けを挟んで4連勝と好調を維持している。

 連勝が始まったのは16日。親会社の阪急阪神HDの株主総会が行われた日だ。日本ハムとの試合を控えた当時の阪神は、4連敗中で借金3。株主からは「阪神タイガースは80周年だが、はっきりいってダメ。来シーズンは岡田(彰布)さんを監督にしたらいい」と、岡田元監督の再登板を求める意見が出て、面白がったスポーツ紙がそれを大きく取り上げた。

 そこからチームは息を吹き返したのだから、阪神の周辺では「岡田元監督の名前が出てきたからじゃないか」との声も聞かれる。

 岡田元監督の再登板を求める声は昨年もあった。球団は8月末に和田監督の続投を表明していたが、9月に6連敗を喫して失速。「2位なら続投、3位以下なら解任」の方針が固まると、関西マスコミは「岡田監督が急浮上」と報じた。最終的に3位広島と0.5ゲーム差でかろうじて2位を死守。CSで巨人を破り、日本シリーズにも進出した和田監督の続投が決まり、「岡田再登板」のプランは吹き飛んだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動