日本代表は要警戒…サモアが仕掛ける“超危険”ラフプレー

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スカウトへの願ってもないショーケース

 スコットランド戦を現地で観戦した元日本代表ロックの大八木淳史氏はサモアについて、「荒々しいプレーが目立ちますが、故意に反則したり、相手を痛め付けようとするなどの悪意は持っていないはずです」とこう続ける。

「スコットランド相手に大敗を喫したサモアはプライドをかけて次の日本戦に臨むはずです。スコットランド戦でもそうだったように、強力なフォワードを前面に出し、スクラム、ラインアウトなど得意のセットピースで勝負を仕掛けてくるでしょう。日本にとっては相手の強みであるセットピースを封じてチャンスを与えないことです。日本が相手の強みを消せれば、サモアの組織だったプレーを崩壊させることもできる。そうなるとサモアは個人プレーに走る可能性もあり、暴走する選手が出てくることも考えられます」

 サモアのスティーブ・ジャクソンHC(豪州)は、ニュージーランドのラジオ局「RNZ」の取材に「すべてのチームは規則に従ってプレーしている」と断言。「以前に受けた2つのイエローカードについて話すつもりはないが、明らかに制裁を免れている選手もいる」とレフェリーの公平性について批判するとともに、開き直りとも取れる発言を繰り返した。

 多数のサモア出身選手は英プレミアシップでプレー。英国人記者によれば「サモアの選手は代表戦に限らず、所属する各クラブでのゲームでも荒っぽいプレーが目立つ」とこう言う。

「アイランダーと呼ばれるサモア、フィジー、トンガ出身の選手は、高い報酬が得られる北半球や南半球(スーパーラグビー)のチームでの地位を確保したい。ハングリー精神が旺盛で、生き残りに必死なのです。もちろん、故意にラフプレーを繰り出すわけではないでしょうが、結果が欲しいがために激しくプレーした揚げ句、反則を犯す選手が少なくありません。W杯はアイランダーにとって、世界トップクラスのリーグのスカウトへの願ってもないショーケースの場でもある。日本戦でひとたび、チームの規律が乱れれば、危険なプレーも増えるかもしれません」

 勝敗の行方はともかく、日本はサモア戦で負傷者が続出しかねない。プール戦の大一番である13日のスコットランド戦(横浜)は満身創痍でのプレーを強いられる可能性もあるのだ。

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