大坂なおみ3回戦敗退 “一人相撲”に走らせた前年覇者の重圧

公開日: 更新日:

「(相手は)去年の全米よりファーストサーブがよく、攻撃的だった。前に勝っていたので、もっといいプレーをしたいと思った。ナーバスになっていた? ナーバスというよりも、プレッシャーを感じていた。ナーバスなのは相手の方。わたしの方は勝って当然というプレッシャーがあった」

 大坂なおみ(22=世界ランク4位)がこう言った。

 24日の全豪オープンテニス3回戦。大会連覇を狙った大坂は、15歳のガウフ(米国=同67位)に3―6、4―6のストレート負け。昨年の全米オープン3回戦で下した相手に、2度目の対戦で雪辱された。

 現地で取材するスポーツライターの武田薫氏はこう言う。

中国選手との2回戦で大きくリードしながらラケットを叩きつけたり、今大会はなぜ、こんな場面でという局面でキレることがあった。この日も得意であるはずのバックハンドのミスが命取りになった。外からは分かりづらいが、精神的にかなり緊張していたのだろう。相手のガウフは15歳ながら大人びた性格の選手で、大坂は冷静に付け込まれたように思う」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手

  2. 2

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  3. 3

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  4. 4

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  5. 5

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  1. 6

    大炎上中の維新「国保逃れ」を猪瀬直樹議員まさかの“絶賛” 政界関係者が激怒!

  2. 7

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  3. 8

    維新の「終わりの始まり」…自民批判できず党勢拡大も困難で薄れる存在意義 吉村&藤田の二頭政治いつまで?

  4. 9

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?

  5. 10

    SKY-HI「未成年アイドルを深夜に呼び出し」報道の波紋 “芸能界を健全に”の崇高理念が完全ブーメラン