著者のコラム一覧
元川悦子サッカージャーナリスト

1967年7月14日生まれ。長野県松本市出身。業界紙、夕刊紙を経て94年にフリーランス。著作に「U―22」「黄金世代―99年ワールドユース準優勝と日本サッカーの10年 (SJ sports)」「「いじらない」育て方~親とコーチが語る遠藤保仁」「僕らがサッカーボーイズだった頃2 プロサッカー選手のジュニア時代」など。

ポルトガルに渡ったMF守田は代表主力へ千載一遇のチャンス

公開日: 更新日:

守田英正(MF/サンタクララ=ポルトガル・25歳)

 森保一監督が絶大な信頼を寄せてきた柴崎岳(レガネスMF)不在のボランチ陣で今回、期待が高まっているのが守田英正だ。

 2020年の川崎のJ1、天皇杯の2冠達成の原動力となり、21年1月にはポルトガルへ移籍。新天地初戦となったリオ・アヴェ戦で見る者の度肝を抜く決勝弾を叩き出し、鮮烈デビューを飾った。

「ボランチだから点を決めなくていいというものではない」と得点意識を鮮明にする25歳が、一気に代表主力に駆け上がる可能性もゼロではなさそうだ。

 大阪・高槻出身の守田が、注目され始めたのは流通経済大学時代。現在の同僚・脇坂泰斗、三笘薫旗手怜央とともに17年夏のユニバーシアード(台北)に出場し、複数のJクラブからオファーを受けた。

 そこで川崎を選んだのが、人生の分かれ目だったのかもしれない。

 18年に加入するとMF大島僚太の負傷離脱などもあって瞬く間にレギュラーに定着。レジェンド中村憲剛(現川崎FRO)の薫陶を受け、攻守の要として光る働きを見せるようになる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋