カブス鈴木誠也が明かしたWBCの実情…選手出場を球団が「全面支援する」はあくまで建前

公開日: 更新日:

 WBCの主催は、大リーグ機構と大リーグ選手会が立ち上げた組織のWBCI。メジャー球団は本来、所属選手の派遣を全面的に支援すべき立場なのに、実際は違う。

 カブス鈴木誠也が27日、出席したイベントでWBCについて「出たい気持ちはもちろんだけど、自分の意見だけを通せる立場ではないので」「球団は給料を払っているし、そこでケガをしてほしくないとかあると思う。しっかりすり合わせてお互いが納得して出られることが一番いいと思う」と言ったのだ。

 カブスのホイヤー編成本部長は、WBCへの選手の出場について「全面支援する」と言ったものの、あくまでも「建前」。鈴木には5年総額約120億円を“投資”しているだけに、二つ返事でOKとは言えないようなのだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「マラソン」と「大腸がん」に関連あり? ランナー100人への調査結果が全米で大きな波紋

  2. 2

    巨人FA捕手・甲斐拓也の“存在価値”はますます減少…同僚岸田が侍J選出でジリ貧状態

  3. 3

    高市総裁「首相指名」に漂う不安…自民党内は“厭戦ムード”も燻る火種、飛び交う「怪文書」の中身

  4. 4

    秋季関東大会で横浜高と再戦浮上、27連勝を止めた「今春の1勝」は半年を経てどう作用するか

  5. 5

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  1. 6

    高市自民、公明からの三行半で早くも本性露呈…「やられたら秒でやり返す」「イキらなきゃ負け」のオラオラ体質

  2. 7

    出来たとしても高市政権は短命…誰も見通せない激動政局の行方を徹底分析(前編)

  3. 8

    佐川宣寿元理財局長のメール開示「遺族と話し合う」…森友文書で加藤財務大臣が明言

  4. 9

    進次郎氏落選もダメージなし? 妻・滝川クリステルが目指した「幸せ家庭生活」と耳にしていた夫の実力

  5. 10

    侍J井端監督 強化試合メンバー発表の裏に「3つの深謀遠慮」…巨人・岡本和真が当選のまさか