阪神OB激怒「『31』の扱いが軽すぎる!」 掛布雅之氏の背番号を育成出身“投手”が継承の波紋
このOBはさらに、「誰よりショックを受けているのは掛布さんでしょう」とこう続ける。
「31は掛布さんが二軍監督を退任後、23年以降、空き番になっていた。候補がいなかったこともありますが、掛布さんとしては生え抜きの中軸候補につけてほしいとの思いがあった。このままでは、フロント、藤川監督とOBとの間に新たな溝が生じかねません」
今回、早川が支配下に昇格するにあたり、空き番は9つあった(6、7、9、17、21、31、80、82、85)。
「監督、コーチがつける80番台はともかく、17は米球界に移籍した青柳晃洋、21は引退した秋山拓巳がそれぞれ昨年までつけていた。早川が期待の投手というなら、17か21でよかったんじゃないか。このままでは金本知憲さんが選手、監督時代につけ、準永久欠番になっている6も、軽く扱われかねません」とは、若手OB。
今は首位を独走している藤川阪神だが、負けが込み始めようものなら、OBたちから采配批判の猛反撃を食らいそうな雲行きだ。
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