トランプ大統領にも同情されるT・ウッズはどこへ行く? マスターズ直前にまた薬物事故

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 トランプ大統領はコメントを発表し、「気の毒だ。彼は素晴らしい人だが、何らかの問題を抱えているようだ」と言った。トランプに同情されるようになったのか……。

 19年のマスターズ最終日、タイガーはトップのモリナリに2打差の11アンダー、2位でスタートした。モリナリがアーメンコーナーの12番で池に入れ脱落。シャウフェレがトップに立ち、実力者のダスティン・ジョンソン、ケプカも追い上げ、4、5人がトップに並ぶ大混戦。

 アーメンコーナー最後のパー5で、タイガーがドライバー、セカンドともにスーパーショットを放ち、次のパー3でもバーディーを奪い単独首位に立った。

 2打差リードで迎えた最終ホール。ドライバーがやや右に飛んだ。グリーンを直接狙うのはリスクがあると読んだタイガーは、スライスボールで手前にレイアップ。タイガーの後を大勢のギャラリーがついてくる。3打目でグリーンに乗ると、地鳴りのような歓声が沸いた。タイガーが涙を拭くようなしぐさを見せる。パーは逃したがボギーパットを沈めた。一瞬、タイガーは沈黙した後、雄たけびを上げた。

 息子を抱き上げ、母親や娘たちと抱き合った。14年ぶりのグリーンジャケットだった。“奇跡”に世界中のゴルフファンは歓喜して泣いた。タイガーよ、もう一度グリーンに立つ君を見たい。  (文中一部敬称略)

(元木昌彦/「週刊現代」「フライデー」元編集長)

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