「熱狂する『神の国』アメリカ」松本佐保著

公開日: 更新日:

 アメリカ人はヨーロッパ人よりも格段に信仰心が篤く、建国以来、キリスト教が政治の場で大きな役割を果たし、宗教ロビーや宗教票は大統領選挙にも影響を及ぼしてきた。本書は、歴代大統領とキリスト教票との関係を分析した政治テキスト。

 アメリカではカトリックがプロテスタントに差別され、両者に長い間対立があった。これまでカトリックの大統領はケネディただ一人。ケネディ大統領誕生の道筋を開き、カトリックへの差別改善のきっかけとなったルーズベルト大統領によるニューディール政策などを解説しながら、歴代大統領の政治外交に信仰がどう反映されてきたのかを概観。現在進行中の大統領選を違う視点から見るための格好の参考書。(文藝春秋 800円+税)


【連載】新書あらかると

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    バタバタNHK紅白 高視聴率でも今田美桜、有吉弘行らMC陣は負担増「出演者個々の頑張りに支えられた」

  2. 2

    松山千春がNHK紅白を「エコひいき」とバッサリ!歌手の“持ち時間”に求めた「平等」の正当性を考える

  3. 3

    「将軍 SHOGUN」シーズン2も撮影開始 2026年は柄本明、平岳大ら海外進出する日本人俳優に注目

  4. 4

    ロッテ前監督・吉井理人氏が2023年WBCを語る「大谷とダルのリリーフ登板は準決勝後に決まった」

  5. 5

    菊池風磨のカウコン演出に不満噴出 SNS解禁でSTARTO社の課題はタレントのメンタルケアに

  1. 6

    ロッテ前監督・吉井理人氏が佐々木朗希を語る「“返事もしなかった頃”から間違いなく成長しています」

  2. 7

    矢沢永吉ライブは『永ちゃんコール』禁止で対策も…B'z『客の大熱唱』とも通じる“深刻な悩み”

  3. 8

    《国分太一だけ?》「ウルトラマンDASH」の危険特番が大炎上!日テレスタッフにも問われるコンプライアンス

  4. 9

    巨人オーナーから“至上命令” 阿部監督が背負う「坂本勇人2世育成&抜擢」の重い十字架

  5. 10

    現役女子大生の鈴木京香はキャピキャピ感ゼロだった