「顔は口ほどに嘘をつく」P・エクマン著、菅靖彦訳

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 感情について40年以上研究を続けてきた心理学者による科学テキスト。

 車を運転中に飛び出してきた車と衝突しそうになったとき、反射的にハンドルを切りながら、顔には恐怖の表情が浮かぶ。感情は重要な出来事が起こったときにどうすべきかを考えなくてもそれに備えさせてくれる。つまり感情は私たちの安全にとって極めて重要と思われる物事への反応である。さらに感情はしばしばあまりに早く始まるので、それを引き起こす心のなかのプロセスに私たちは気づかないと著者はいう。

 感情がどのような引き金によって引き起こされるのか、他人の感情を読み取るには顔のどこに注目すればよいかなど、感情をさまざまな角度から解説しながら、感情をコントロールして上手に生きるヒントを伝授。 (河出書房新社 1150円+税)

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