「仕事にしばられない生き方」ヤマザキマリ著
絵を学ぶため17歳でイタリアに留学し、29歳でデビューするまで、さまざまな職業を体験してきた著者が、働くことについて考察した体験的人生論。
「『仕事』という生きていくための当たり前の営みがつらいだけであっていいはずがない。働くことは、本来、そこからまた新しい道が広がっていく可能性そのものでもあるはず」と著者。
しかし、自身も若いときは生きるために働くことによって絵を描く時間がなくなることに葛藤を覚えたという。
女手一つで子供を育てながら人生を切り開いた音楽家の母との思い出、そして、人生初めてのバイト、チリ紙交換の12時間労働で得た500円の重みに始まる仕事遍歴を振り返りながら、仕事とお金との向き合い方について語る。
(小学館 880円+税)


















