「フレディ・マーキュリーの恋」竹内久美子著

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 ゲイやレズビアンなどの同性愛者は大抵、自分では子をつくらず、自分の遺伝子、特に同性愛行動に関する遺伝子のコピーをほとんど残さない。なのに、いつの時代も同性愛者が一定の割合で存在し続けるのはなぜか。

 LGBTについて最新の研究を紹介しながら、この謎の真相に迫るノンフィクション。

 ある調査によると、男性の4%が生涯にわたって男性とのみ関係を持ち、13%がバイセクシュアルだという。女性同性愛者の割合はこの2分の1から3分の1といわれている。彼らは繁殖していないように見えて、実はしているのだという。

 豊富なエピソードで、同性を愛することに関わる遺伝子が存在し続ける理由を明らかにしている。目からウロコのおすすめ本だ。

(文藝春秋 850円+税)



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