「脳にいい!通勤電車の乗り方」加藤俊徳著

公開日: 更新日:

 脳内科医の著者によると、ストレスだらけに感じる通勤電車が、実は脳を鍛え活性化するには最高の環境だという。一方で通勤中のスマホや居眠りは、脳のメカニズムに反した行動で、続けていると負のループに陥った「通勤ストレス脳」の状態になってしまうという。そんな脳に効く通勤電車利用法を説く健康本。

 脳の神経細胞は、同じような働きをしている細胞同士が集まり集団を形成している。この集団を「脳番地」と名付け、それぞれの機能や特性を解説。その上で、「黄色い」「塾の看板」などのテーマを決めて車窓の景色を眺めることによって、視覚系脳番地と理解系や思考系脳番地がつながりやすくなるなど。それぞれの脳番地を鍛える通勤電車内でのトレーニング法を具体的に紹介する。

(交通新聞社 800円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・大山悠輔「5年20億円」超破格厚遇が招く不幸…これで活躍できなきゃ孤立無援の崖っぷち

  2. 2

    織田裕二がフジテレビと決別の衝撃…「踊る大捜査線」続編に出演せず、柳葉敏郎が単独主演

  3. 3

    兵庫県・斎藤元彦知事を待つ12.25百条委…「パー券押し売り」疑惑と「情報漏洩」問題でいよいよ窮地に

  4. 4

    W杯最終予選で「一強」状態 森保ジャパン1月アジア杯ベスト8敗退からナニが変わったのか?

  5. 5

    悠仁さまは東大農学部第1次選考合格者の中にいるのか? 筑波大を受験した様子は確認されず…

  1. 6

    指が変形する「へバーデン結節」は最新治療で進行を食い止める

  2. 7

    ジョン・レノン(5)ジョンを意識した出で立ちで沢田研二を取材すると「どっちが芸能人?」と会員限定記事

  3. 8

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  4. 9

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  5. 10

    「踊る大捜査線」12年ぶり新作映画に「Dr.コトー診療所」の悲劇再来の予感…《ジャニタレやめて》の声も