タレント 麻木久仁子(52)さん 乳がん ㊦

公開日: 更新日:

 手術は乳輪に沿って3~4センチ切り、がんを切除。手術自体は3~4時間、入院も2泊。娘を産んだ時の帝王切開のほうが痛かったですよ。術後は傷の痛みぐらいで済みました。

「病変の部位が近いため、乳頭(乳首)が壊死する可能性もある」と言われ、「別に乳頭を失っても大丈夫です」と執刀医には伝えましたが、丁寧に切除し、縫合してくださったおかげで左右両方健在です。切除した分、乳房はちょっと形が悪くなり、乳輪も少し小さくなりましたが、初めて見た人には違和感はないと思います。まあ、どこで見せるんだって話ですが。

 その後は放射線治療が左右で60回照射。これで見えないがん因子をやっつけます。平日朝イチで、1カ月半くらい通いました。感覚的には超強い日焼けと言いましょうか。最初はやけどのように表面がジュクジュクしたりしますが、特に痛みはありませんでした。放射線治療も昔と違い、必要な部分だけピンポイントで照射してくれて、ダメージは最小限で済みます。ただ、放射線のせいで汗腺がダメになるので、サウナに入っても、照射した部分からは汗が出ない。皮膚表面も乾燥しやすくなったので、クリームを塗るようにしています。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「マラソン」と「大腸がん」に関連あり? ランナー100人への調査結果が全米で大きな波紋

  2. 2

    “マトリ捜査報道”米倉涼子の圧倒的「男運」のなさ…海外から戻らないダンサー彼氏や"前科既婚者"との過去

  3. 3

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  4. 4

    大阪・関西万博「最終日」現地ルポ…やっぱり異常な激混み、最後まで欠陥露呈、成功には程遠く

  5. 5

    米倉涼子“自宅ガサ入れ”報道の波紋と今後…直後にヨーロッパに渡航、帰国後はイベントを次々キャンセル

  1. 6

    アッと驚く自公「連立解消」…突っぱねた高市自民も離脱する斉藤公明も勝算なしの結末

  2. 7

    新型コロナワクチン接種後の健康被害の真実を探るドキュメンタリー映画「ヒポクラテスの盲点」を製作した大西隼監督に聞いた

  3. 8

    巨人の大補強路線にOB評論家から苦言噴出…昨オフ64億円費やすも不発、懲りずに中日・柳&マエケン狙い

  4. 9

    元体操選手の鶴見虹子さん 生徒200人を抱える体操教室を経営、“アイドル”も育成中

  5. 10

    地上波連ドラ3年ぶり竹内涼真に“吉沢亮の代役”の重圧…今もくすぶる5年前の恋愛スキャンダル