【在宅・入院の緩和ケア】要町病院・緩和ケア科(東京都豊島区)

公開日: 更新日:

 一方、緩和ケアを手術、放射線、抗がん剤と同列のがん治療のひとつととらえている同院では、緩和ケアが目的の入院であっても、患者が希望すれば放射線治療や抗がん剤治療も提供してくれる。吉澤副院長は「がんの統合医療的なケア」と胸を張る。

「入院、在宅のどちらでも受け入れ可能なので、がん拠点病院や緩和ケア病棟からも患者さんの依頼、紹介がきます。通院で他施設の代替医療を受けたいというケースでもウエルカムです。基本的に困っているがん患者さんの受け入れは100%OKで、これまで断ったことはありません」

 同院が、がん診療施設の機能区分で「がん難民をつくってはいけない」と緩和ケアの受け入れを始めたのが1994年。当時、同じ豊島区内にあったがん研病院で治療して再発・転移した末期がん患者の受け皿となったのがはじまりだ。まだ、緩和ケアという概念が浸透していなかった時代で、当時は「がん研の分院」と呼ばれた。

 もうひとつ、「要第2クリニック」(松﨑圭祐院長)として腹水治療センターを併設するのも同院の特徴だ。難治性腹水に対して腹水ろ過濃縮再静注法(CART)という治療を行っている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    和久田麻由子は“女子御三家”の女子学院から東大へ 元NHKの先輩・膳場貴子と重なるキャリア

  2. 2

    嵐「最後の楽曲」好調の裏で起きた異変…ボイトレを続けた櫻井翔は歌声をキープ

  3. 3

    永田町で飛び交う高市首相の「健康不安」説…風邪の疑いで外交キャンセル、総理総裁の器にも疑問符

  4. 4

    高市首相が高額療養費見直しめぐり「丁寧に議論した」は大ウソ 患者団体を“アリバイ”に利用する悪辣

  5. 5

    活動停止→STARTO社退社後も“芸能界引退”はしない? 嵐リーダー大野智の“マル秘”ビジネスプラン

  1. 6

    戸田恵梨香「リブート」出演で“新ファッション女王”へ 衣装&ジュエリーがSNS席巻、松嶋菜々子超えの存在感

  2. 7

    侍Jを苦しめるNPB「選手ファースト」の嘘っぱち トレーナーの劣悪待遇に俳優・渡辺謙もビックリ?

  3. 8

    米国偏重ルールのWBCに「ふざけるな!」 MLBのカネ儲けのために侍Jが必死で戦う“ねじれ”の図式

  4. 9

    「おまえに4番を打ってほしい」石毛宏典監督は最後の試合前にこう告げた

  5. 10

    WBCイタリア代表が「有名選手ゼロ」でも強いワケ 米国撃破で予選R1位突破、準決勝で侍Jと対戦も