不快指数もメンタルに影響 「梅雨うつ」は早めに徹底予防

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 うつ症状に直結する睡眠リズムを整えることも大切だ。梅雨の時季は夜遅くまで仕事をしたり、飲み歩いて暴飲暴食をしたり、寝る直前までスマホやパソコンをいじるのは避けたほうがいい。

 また、朝起きて晴れていたらすぐに窓際に行ったりして、日中も晴れ間を逃さずに日光を浴びることを心がける。セロトニンをしっかり分泌させるためだ。

「蒸し暑さなどの不快感でイライラした時は、目をつぶりながら深呼吸を10回程度繰り返すのもオススメです。人間は目から入ってくる情報が一番多いので、まずはそれを遮断し、おなかを膨らませるような腹式呼吸を意識して深呼吸をすることで、自律神経を整えるのです。これなら、オフィス、自宅、通勤電車の中などで気軽に実践できます」

 メンタル不調は、兆候が表れてから対策を講じても遅かったり、いたずらに長引かせてしまったりするケースもある。とりわけ梅雨になると頭痛がしたり、食欲がなくなったりした経験がある人は、自分は蒸し暑さに弱いタイプだと自覚して、本格的な梅雨入りの前から生活環境を整えておくのが賢明だ。

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