著者のコラム一覧
永田宏前長浜バイオ大学コンピュータバイオサイエンス学科教授

筑波大理工学研究科修士課程修了。オリンパス光学工業、KDDI研究所、タケダライフサイエンスリサーチセンター客員研究員、鈴鹿医療科学大学医用工学部教授を歴任。オープンデータを利用して、医療介護政策の分析や、医療資源の分布等に関する研究、国民の消費動向からみた健康と疾病予防の解析などを行っている。「血液型 で分かるなりやすい病気なりにくい病気」など著書多数。

川崎市は全区で人口増加も 千葉の太平洋側は10年後に1割減

公開日: 更新日:

 首都圏(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)の人口は減っていきますが、その減少率はわずかです。2025年の人口は、対2015年比で96~99%で、ほとんど変わりません。市区別に見れば、増えていく自治体もあります。〈表〉は増える自治体トップ10と、減る自治体ワースト10をまとめたものです。東京23区、横浜市、川崎市、千葉市、さいたま市といった大都市では人口増、ないし現在の人口がほぼ維持される見込みです。ただ田舎に行くにつれて、状況は悪化していきます。

 人口減少が最も厳しいのは千葉県銚子市や南房総市など、太平洋に面した自治体です。ほとんどの市が10年後にはいまの人口から10%以上を失うことになります。しかし浦安市から市原市に至る千葉・葛南地域や、埼玉県と接する東葛飾地域の人口が微増ないし現状維持のため、県全体としての減少率は低く抑えられています。

 埼玉県では北部と秩父地方が厳しくなってきます。ただ、さいたま市など南部の主だった市は微増ないし現状維持。県全体でもあまり減らずに済みそうです。

 人口が増えるほうでは、横浜市都筑区がトップで、2025年までに8.5%増と予想されています。横浜市全体では約1%の減少となります。また、川崎市は2.3%増。こちらはすべての区で増える予想になっています。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  2. 2

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か

  5. 5

    周囲にバカにされても…アンガールズ山根が無理にテレビに出たがらない理由

  1. 6

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  2. 7

    三山凌輝に「1億円結婚詐欺」疑惑…SKY-HIの対応は? お手本は「純烈」メンバーの不祥事案件

  3. 8

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  4. 9

    佐藤健と「私の夫と結婚して」W主演で小芝風花を心配するSNS…永野芽郁のW不倫騒動で“共演者キラー”ぶり再注目

  5. 10

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意