肺がんや心筋梗塞のケースも…「肩痛」には重大病が潜む

公開日: 更新日:

「肩の痛み=五十肩」と安易に考えないことに加え、肩の痛みの対策として知っておくべきことがある。

■軽い痛みでも重症例がある

 痛みが軽いと、大したことがないと思って放置しがちだが間違いだ。

「たとえば腱板断裂では完全に腱板が切れている場合より、不完全に切れている場合の方が痛みは強いことが多い。不完全な断裂の方が癒着や拘縮(硬くなる)が起こりやすく、拘縮による痛みが生じるからです。しかし、程度でいうと完全に腱板が切れている方が重症です」

 頚椎ヘルニアでも肩の痛みが生じるが、感覚神経は損傷されず、運動神経だけが損傷されている「キーガンタイプ」では、痛みはほとんどない。

 また、肩の痛みは心臓や肺など内臓の病気でも生じる。左肩の痛みを「単なる肩こり」程度に思っていたら、実は「心筋梗塞を起こす前触れだった」「肺尖部にできた肺がんだった」というケースは珍しくない。

■腕が上がらなければ積極的な治療を検討

 五十肩が進むと、肩関節が拘縮して肩の可動域が狭くなり、腕が上がらなくなる。日常生活に支障が多々生じる場合は、専門医によるMRI検査などの精密検査を受け、程度によっては「神経ブロック下授動術」を検討することもある。神経ブロック注射の後、縮んで動きが悪くなった組織「関節包」を医師が直接動かし、関節の動きを改善する治療法だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  2. 2

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 3

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  4. 4

    長澤まさみの身長は本当に公称の「169センチ」か? 映画「海街diary」の写真で検証

  5. 5

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  1. 6

    樹木希林に不倫を暴露された久世光彦

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希またも“自己中発言”で捕手批判? 露呈した「人間性の問題」は制球難より深刻

  3. 8

    自転車の「ハンドサイン」が片手運転ではとSNSで物議…4月1日適用「青切符」では反則金5000円

  4. 9

    【独自】急死の中山美穂さん“育ての親”が今朝明かしたデビュー秘話…「両親に立派な家を建ててあげたい!」

  5. 10

    柳楽優弥「九条の大罪」23歳新人が大バズり! 配信ドラマに才能流出→地上波テレビの“終わりの始まり”