著者のコラム一覧
永田宏長浜バイオ大学元教授、医事評論家

筑波大理工学研究科修士課程修了。オリンパス光学工業、KDDI研究所、タケダライフサイエンスリサーチセンター客員研究員、鈴鹿医療科学大学医用工学部教授を歴任。オープンデータを利用して、医療介護政策の分析や、医療資源の分布等に関する研究、国民の消費動向からみた健康と疾病予防の解析などを行っている。「血液型 で分かるなりやすい病気なりにくい病気」など著書多数。

膀胱・腎臓がん手術件数 がん研有明と東京女子医大がトップ

公開日: 更新日:

■九州に知る人ぞ知る民間の名病院

 トップは東京女子医科大学病院(写真)、2位以下を大きく引き離しています。同病院内に腎臓病総合医療センターが置かれており、腎臓・膀胱・前立腺などのがん治療を行っています。

 膀胱がん手術が多い病院は、当然ながら腎臓がん手術でも上位に来る傾向があります。前出の有明病院や、埼玉医科大学国際医療センター、東京医科歯科大学医学部付属病院などは、両方にランクインしています。医科歯科大では、独自に開発した「ミニマム創ロボサージャン法」と呼ばれる手術を受けることができます。腹腔鏡手術の一種ですが、3次元ヘッドマウントディスプレーなど先進技術を組み合わせることで、より傷口の小さい精密な手術を実現しています。

 膀胱がんで12位の原三信病院は、腎臓がんでも12位。あまり聞かない名前ですが、福岡市にある民間の総合病院です。ここは100年以上も前に泌尿器科専門病院として開設され、その伝統がいまでも引き継がれているのです。実際、泌尿器科の世界では、知らない人はいないという、有名病院のひとつです。

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