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中川恵一東大大学病院 医学系研究科総合放射線腫瘍学講座特任教授

1960年生まれ。東大大学病院 医学系研究科総合放射線腫瘍学講座特任教授。すべてのがんの診断と治療に精通するエキスパート。がん対策推進協議会委員も務めるほか、子供向けのがん教育にも力を入れる。「がんのひみつ」「切らずに治すがん治療」など著書多数。

野際陽子さんが肺腺がんに手術ではなく放射線を選んだら…

公開日: 更新日:

 早期の肺がんは、放射線で手術と同等の効果が得られます。照射はわずか4回。肉体的な負担は手術より軽く、手術のような呼吸機能の低下はほとんどありません。

 日本のがん治療は手術偏重で、米国で6割を占める放射線治療が3割と少ない。概して最初の診断が外科医のことが多いため、手術が勧められやすいのです。では、どうするか。セカンドオピニオンは放射線科医に求めること。別の病院の外科医ではよくありません。

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