子宮頸がん克服 ドラマー小林香織さんが説く検診の重要性

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 加えて、手術でリンパ節を一部切除しているので排尿障害が起こりました。自力でもよおすことがないので、ある程度の時間がたったらとにかくトイレに行くんです。最初は排尿を促す器具を使いました。

 それでも、徐々に体調は回復して、手術の翌年の春には復帰できました。去年、先生から寛解のお見立てもいただき、いまはとても元気です。

 そんな中、私がいま伝えたいのは、子宮頚がんという病を正しく理解して欲しいということ。子宮頚がんは「遊んでいる女性がかかる病気」などと、まったく根拠のない揶揄を受けることもありますが、そんなことはありません。ほかのがん同様、早期発見がとても大事です。

 これからも経験者の立場から、子宮頚がん検診の啓蒙を呼び掛けていきたいと思います。

▽こばやし・かおり 1978年、東京生まれ。12歳でドラムを始め、相川七瀬、E-girls、及川光博ら、数々のツアーやレコーディングに参加。2006年から現在まで、TM NETWORKの宇都宮隆が立ち上げたバンド「U_WAVE」に参加している。また、ミュージカル「CABARET」「シャウト!」に演奏出演も。18年1月13日にはバースデーライブ「昭和52年組! 二度目の成人式」(Shisuideux/東京・大塚)に出演予定。

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