S状結腸がん<3>「がんに効くという高価なサプリが100円ショップに」

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 ただし担当医には、サプリメントの試用について黙っていた。事前に温泉治療の計画を話すと、反対はされなかったものの、「病気というのは、平らなベッドに寝て治すものです」との言葉を聞いたことがあったからだ。

NHKラジオの「英語講座」が役立った

 先に羅列したサプリメント類については、体験者の話が多くの書籍になっていた。「効果があった!」「がんが治った!」などである。

 岡田さんは半信半疑ながらも、「わらにもすがる思い」で、セット10万円という高価なものも試してみた。あるいは、サプリに添えられた手紙の中に「処方より多く飲むといいです」と書かれていたことを素直に実行した。

 効果はどうだったのか。

「ある日、100円ショップに行くと、がんに効果があるといわれていたサプリメントが、1袋100円で売っていましたね」  

 それでも湯治、補助補完・統合療法、さらにがん患者との市民パネル、各種がんセミナーの参加、米国・がん協会の訪問は、肉体的だけでなく、精神面にも大きな支えになったという。 

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