すい臓がん<1>「患者の列を飛ばして診察室に呼ばれ…」

公開日: 更新日:

 妻が通院していた病院は、自宅から徒歩5分の「千葉徳洲会病院」である。池田さんは内科を訪ね、問診、レントゲン検査、血液検査、CT画像検査などを受診。1週間後、検査結果を聞きに再び病院を訪ねた。

 内科の診察室前には、大勢の患者さんが診察の順番を待っていた。1時間ほど待ったが、それでもまだ順番が来ない。池田さんは看護師に、「すみません。きょうは時間がありませんので、また来ます」と告げた。すると看護師が医師に確認のため診察室に入って間もなく、10人ほどが列をなす患者さんたちをすっ飛ばして、「診察室にお入りください」と声がかかった。

 あまりの早い対応に、不安を抱いた池田さんに、診察室でCTの画像モニターをにらんでいた女性医師がこう告げた。

「すい臓がんですね。病期は相当に進行しています。手術について、院長がどのように判断するかわかりませんが、とにかくきょうから入院してください」

 このとき、詳しい病期の説明はなかった。ただ「すい臓がん」と告知されたことだけが頭に残った。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網