著者のコラム一覧
菅原洋平作業療法士

夕方にうとうとすると夜の睡眠の質が下がって疲れがとれない

公開日: 更新日:

 しっかり眠ったはずなのに疲れがとれない……。そんな悩みを抱える中高年は、就寝する前、たとえば帰りの通勤電車や、自宅のソファでうとうとしたり居眠りすることが習慣になっているケースが多く見られます。

 睡眠の質を上げてしっかり疲れをとるために重要なのは、「深部体温をしっかり下げること」です。深部体温とは体の表面体温ではなく、内臓を含めた体の中心部の体温のことで、高くなれば活発になり、低くなると眠くなります。

 深部体温には上昇と下降のリズムがあり、起床から11時間後に最高になって、22時間後に最低になります。たとえば6時起床の場合は17時に最高になり、明け方4時に最低になるといった具合です。深部体温が最高になる起床11時間前後にうとうとしてしまうと、深部体温リズムのメリハリがなくなり、夜になっても深部体温が下がらずに睡眠の質が下がってしまうのです。

 また、深部体温は「成長ホルモン」の分泌にも大きく関係しています。

 成人にとっての成長ホルモンは、疲労を回復させたり、体重を適正に保つなどの役割があります。昼間に過剰に摂取した糖分や脂肪分を燃焼させ、翌朝に向けて体を元の状態に戻しているのです。つまり、質の高い睡眠をとって成長ホルモンをしっかり分泌させないと、疲れがとれないのです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る