感染封じ込め成功国からの帰国<2>空港を出るまで2時間かかった

公開日: 更新日:

 「検査結果通知

 新型コロナウイルスの検査結果

 検査日 2020/08/12

 受付番号 〇〇〇〇

 検査項目 抗原定量唾液

 結果値 (-)

 厚生労働省 成田空港検疫所」

 幸いにして「陰性」だった。

 陰性と知って古川さんは、少しばかり足取りが軽くなる。

 入国審査を受けた後、エスカレーターで階下に下り、荷物を受け取り、荷物検査を通過した。

 飛行機を降りてから、空港の玄関を出るまで、たっぷり2時間を要したのである。

 重いキャリーバッグを転がし、予約していたAホテルを通過するシャトルバスを探した。乗客数は数人である。

 バッグには、300枚を超える大量の白マスクが詰め込まれていた。知人の日本人から得ていた情報で、マスクの色の主流は白色と聞いていた。

 さらに日本のマスクは値段が高いとアドバイスを受け、古川さんは急ぎ台北市内の薬局、スーパーを訪ねて、1枚、5、6元(日本円に換算して15~20円)のマスクを買いまくったのである。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状