著者のコラム一覧
永田宏長浜バイオ大学元教授、医事評論家

筑波大理工学研究科修士課程修了。オリンパス光学工業、KDDI研究所、タケダライフサイエンスリサーチセンター客員研究員、鈴鹿医療科学大学医用工学部教授を歴任。オープンデータを利用して、医療介護政策の分析や、医療資源の分布等に関する研究、国民の消費動向からみた健康と疾病予防の解析などを行っている。「血液型 で分かるなりやすい病気なりにくい病気」など著書多数。

学校や職場のCO2濃度は意外と高い 都心の大気中は700ppm

公開日: 更新日:

 とはいえ、室内のCO2濃度を1000ppm以下に保つのは、かなり難しいことです。私の教員室は、およそ7畳ほどの面積があります。朝は教室と同じ600ppmですが、昼過ぎには1200ppmを超え、夕方には2000ppmに達します。空調による換気がされていても大人がひとり呼吸しているだけで、それだけ上昇してしまうのです。試しに窓を開けても、なかなか下がりません。窓と反対側のドアも全開にして数分間放置すると、ようやく1000ppmを切ります。ただし部屋はすっかり冷え切ってしまいます。

 受験生にとっては追い込みシーズンです。一般的な住宅やマンションで、6畳の勉強部屋を閉め切ったまま石油やガスストーブをたくと、1時間以内にCO2が5000ppmを超えるそうです。集中力が完全に切れてしまう濃度です。受験生は、寒くても小まめに換気を心がけるべきです。

 また東京の都心では、大気中のCO2濃度がすでに700ppmに迫っているという報告もあります。そのため換気設備が充実している新しいビルでも、朝の室内濃度は1000ppmを超えているでしょう。仕事の効率が悪いとしたら、案外そのせいかもしれません。

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