なぜ糖尿病患者や予備軍には「パーソナル食事コーチャー」が必要なのか

公開日: 更新日:

「パーソナルな食事指導は1回3000~5000円かかるケースが多い。しかし弊社は3割負担の患者さんなら1回500円前後で食事指導を受けられるシステムを構築しています。そもそも糖尿病などの生活習慣病の患者さんは月に1度、特定の医療機関で主治医の指示の下、管理栄養士による食事指導を公的保険適用で受けることが認められています。弊社は医療機関と契約し、患者さんにとって低価格なサービスを可能にしているのです」

 メリットは値段だけではない。食事指導のための通院は、交通費も時間もかかる。食事指導も集団で行うことが多い。ところが、ウェブ会議システムを使えば、交通費は不要で、時間も利用者の都合で選択できる。食事指導も1対1なので食事に関するさまざまな疑問などを理解し解決しやすい。

 40代の利用者は言う。

「主治医の先生にしても食事指導の状況を把握したうえで治療方針を立てていただけるので、投薬指導などもより細かくなった気がします。また、タウンドクターのネットには管理栄養士ごとに専門分野や経験、指導のモットーなどがアップされ、自分に合った経験豊かな栄養士を選べます。また、この手のサービスは自炊が前提のケースが多いのですが、ここのサービスはコンビニ弁当やレトルト食品など身近な食材や居酒屋でのつまみの選び方など実際の生活に即した栄養指導をしてくれるので継続しやすい。私のように忙しく自炊ができない独身サラリーマンや、子供が巣立って日頃の料理に手を抜きがちな私の老親世代の人にはうれしいサービスだと思う」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃