再手術でリスクになる「心房の拡大」は縫い縮めておけば回避できる
                        
 それを防ぐのが左心耳への処置になります。心臓手術に付随して、左心房の上部にある左心耳という袋状に突起した部分を切り取って縫合する「左心耳切除術」や、糸で縫い縮める「左心耳縫縮術」を行っておけば、抗凝固薬を服用するよりも40%以上有利に脳梗塞を予防することがわかっています。
 高齢者の再手術を多く手掛けるようになってから、初回手術の際に再手術まで考慮した処置を行うことの重要性をあらためて実感しています。
■本コラム書籍化第2弾「若さは心臓から築く」(講談社ビーシー)発売中
                    

 
                             
                                     
                                        



















 
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
         
         
         
         
         
         
         
         
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                