長生きしたけりゃ最後は噛む力(4)「口の衰え」がフレイルを招く

公開日: 更新日:

「オーラルフレイル予防には毎日、自分で行う口腔ケアも大切です。正しい方法を歯科衛生士に教えてもらうとベスト。間違った歯磨きは汚れを十分落とせず、かえって歯ぐきを傷つけてしまいます」

 日本顎咬合学会の俵木勉監事はこう言います。

 俵木監事に歯磨きのコツを教えてもらうと--。

 歯ブラシを軽く持ち、歯と歯肉の間に45度の角度であてて、軽く小刻みに磨くのが基本とのこと。歯がなくとも歯ブラシで歯ぐきをマッサージするだけでも歯ぐきが刺激されて脳が活性化し、口腔内の血行もよくなるそうです。

 また、口を鍛える訓練として「あいうべ体操」も効果的とのこと。方法は--。

 ①口を大きくアーと開ける。②次にイーと思い切り横に広げる。③口をウーの形にして唇をとがらせる。④最後にベーと言い舌を思い切り突き出す。

 これを毎食後1~2分、声を出して行うといいそうです。さらに、ガムを噛むのも咀嚼力を高める助けになるとのこと。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    国分太一は会見ナシ“雲隠れ生活”ににじむ本心…自宅の電気は消え、元TBSの妻は近所に謝罪する事態に

  4. 4

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  5. 5

    中島歩「あんぱん」の名演に視聴者涙…“棒読み俳優”のトラウマ克服、11年ぶり朝ドラで進化

  1. 6

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒

  2. 7

    投手大谷の「オープナー起用」は逆効果…ド軍ブルペンの負担は軽減どころか増す一方

  3. 8

    "花田家と再婚"は幸せになれる? 元テレ東・福田典子アナに花田優一との熱愛報道も…恋多き一族の因縁

  4. 9

    ソシエダ久保建英にポルトガル名門への移籍報道…“あり得ない振る舞い”に欧州ザワつく

  5. 10

    「コンプラ違反」で一発退場のTOKIO国分太一…ゾロゾロと出てくる“素行の悪さ”