(3)殺虫剤が効かない“新種”も出現…ウイルス媒介の蚊の生息域拡大

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「コウモリが感染症の宿主になりやすい理由は、種類が多く、世界中に分布していること、飛行能力に優れ広範囲に移動できること、群れで生活するためウイルスが仲間内で拡散しやすいこと、抗ウイルス応答関連遺伝子が多くそれが恒常的に発現する特殊な免疫応答システムがあるため発症しづらく、多くのウイルスを抱えて生活できるからです」

 90年以降に出現した新興感染症は30種類以上。SARS、MERS(中東呼吸器症候群)、H5N1(高病原性鳥インフルエンザ)、COVID-19、エムポックスなどが含まれる。多くのケースでコウモリが感染経路に関与している。 =つづく

【連載】猛暑で気になる「次のパンデミック」

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