とはいえ、栄養を補う主役というよりも、「健康によい成分を少し含んだ調味料」と考えるのがちょうどよいでしょう。時間栄養学の観点から考えると、カプサイシンは体内時計に作用し代謝リズムを整える可能性が細胞・動物実験で示されていて、ヒトでの試験は未実施ですが、朝~昼に取ると効果的と考えられるでしょう。
ただし、夜間は体内時計の影響で腎臓のナトリウム排泄が弱まり、血圧上昇、むくみや夜間頻尿が多く塩分に気を付けたい時間帯。コチュジャンには塩分も多く含まれるので、食べる量だけでなく夜遅くは控えるのが望ましいかもしれません。