「攻めのリハ看護」10項目とは(6)摂食嚥下機能の改善には全身の筋肉と体力の強化が重要
褥瘡管理は、その発生機序の理解が必要です。褥瘡のハイリスク患者の予防計画と褥瘡発生時の治療計画が重要になります。
予防の基本は除圧で、介助を必要とせずに日常生活動作(ADL)を自力で行える自立患者以外は、すべての患者さんで体圧測定を行います。体圧測定器を使って、寝ているときや座ったときにどこにどれくらいの圧力がかかるのかをチェックし、高い圧力がかかっている部分を特定したうえで、圧力が分散するようにクッションを替えるなどして対応します。
また、常に皮膚の健康と清潔を保ち、良質な栄養補給も欠かせません。皮膚組織の修復や褥瘡の悪化を防ぐために、高カロリー食、皮膚の修復材料となる高タンパク質の食事を摂取して、低栄養を防ぐことが基本です。
直径10センチ以上の難治性褥瘡がある患者さんの場合は、保存的治療の場合、完全閉鎖に1年以上を要することもあります。ところが、東京女子医大形成外科教室を代表とする形成外科的褥瘡閉鎖手術治療を行うことで、約2週間で退院でき、迅速な攻めのリハ治療と在宅復帰が可能になります。


















