緑内障の人は注意! 風邪薬や頻尿の薬に潜む落とし穴
特に「閉塞隅角緑内障」や、その予備群とされる人では、急激に眼圧が上がり、激しい目の痛みや頭痛、吐き気を起こすケースもあります。つまり、こういった人に抗コリン作用を持ったクスリが使われてしまうと、より眼圧を高めるリスクがあるのです。
一方で、「緑内障=すべての抗コリン薬、抗コリン作用を持ったクスリが絶対にダメ」というわけではありません。緑内障のタイプや目の状態によっては、慎重に使えば問題ない場合もあります。それでも眼圧を高めるリスクは当然あるのですが、大切なのは必要以上に怖がったり、逆に軽く考えたりしないことです。
緑内障と診断されている人、あるいは「眼圧が高い」と言われたことがある人は、内科や泌尿器科など他の科を受診する際にも、「緑内障がある」と必ず伝えましょう。また、市販薬を買うときも、薬剤師に一言相談するだけでより安全な選択ができます。
クスリは正しく使えば、私たちの生活を支える心強い味方です。しかし、体はすべてつながっています。目の病気と関係なさそうな薬でも、思わぬ影響が出ることがある──そのことを知っておくだけで、将来の見え方を守る一歩になります。



















