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荒井宏幸クイーンズ・アイ・クリニック院長

クイーンズ・アイ・クリニック院長。医学博士・眼科専門医。医療法人社団ライト理事長。みなとみらいアイクリニック主任執刀医。防衛医科大学校非常勤講師。

緑内障(4)目の痛みに加えて頭痛、吐き気も見られたら要注意

公開日: 更新日:

 ただ、難しいのは、閉塞隅角緑内障は頭痛や吐き気を時に伴うため、ほかの内科や外科的な病気を疑われるケースが多いこと。検査を繰り返し、ようやく「閉塞隅角緑内障ではないか」となって眼科に運ばれる--。よく聞く話です。なお、この発作は放置すると失明につながる恐れがあります。異変を感じたならすぐに病院へ。

 閉塞隅角緑内障が判明した場合、「白内障の手術を受けませんか」と医師から勧められることがあります。白内障と緑内障、病気は違います。しかし、閉塞隅角緑内障を起こしやすい目の構造をしている患者さんに対しては、白内障の手術を行うことで眼圧を安定させる効果が期待できます。

 目の中にある水晶体を取り除き、人工のレンズに入れ替えるのが白内障の手術です。この処置を行うことで、虹彩と角膜の間の角度が広がることがわかっています。結果、房水の流れがよくなり、閉塞隅角緑内障の症状改善につながります。

 この手術ですでに失われた視野や視力が復活するわけではありませんが、急性緑内障発作の予防や、緑内障の症状の悪化を防ぎます。

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