理想はセットケアだが…なぜ「腎臓」より「肝臓」なのか
こうしたリスクを避けるには、早い段階から肝臓と腎臓をセットでケアして機能を回復させていく姿勢が不可欠です。
川は、最初は小さな流れだったのが、上流から下流へと向かうにしたがって大きな流れになっていくもの。それと同じように、人の病気やトラブルも、上流の小さな問題から下流の大きな問題へと連鎖的に拡大していくものだと考えられます。肝臓と腎臓の関係性を当てはめると、肝臓が腎臓の上流に位置しています。すなわち、上流の肝臓が先に悪くなり、その影響が年月の経過とともに伝播拡大して、下流の腎臓がじわじわと悪くなっていきます。早い段階で「上流の問題」を解決する必要があるわけです。下流の腎臓にまで問題が波及しないように、トラブルの原因である肝臓の問題を早いうちに解決しておきたいものです。
「早めの解決」を強調するのには理由があります。まず、腎臓は病状が進行してしまうと再生が不可能なのですが、肝臓はよみがえる臓器であること。早めに上流にある肝臓の問題を解決しておかないと、腎臓の病状が大きく進行してからでは回復が難しくなってしまうのです。


















