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荒井宏幸クイーンズ・アイ・クリニック院長

クイーンズ・アイ・クリニック院長。医学博士・眼科専門医。医療法人社団ライト理事長。みなとみらいアイクリニック主任執刀医。防衛医科大学校非常勤講師。

緑内障(5)進行は遅らせられても、「止めること」「回復させること」はできない

公開日: 更新日:

 家系的に遠視の人(目の良い人)で眼圧が高めの人も、若くても緑内障になりやすいので注意が必要です。このタイプの人は視力が良いため、目の病気に対する意識が薄い傾向にあります。普段から眼科・眼鏡店・コンタクトレンズ店とは無縁の生活を送っているため、発見する機会がありません。

 健診や人間ドックの受診の際に「眼底写真を撮る」というオプションがあれば、ぜひ選択してください。このタイプの方は「眼圧が高め」であっても正常値なので、数値のみの判定では「要再検査」とはなりません。しかし、眼底写真があれば、判定時に眼科医が関与します。

 もし緑内障の気配があれば「要眼科受診」という通知となる可能性が高くなる。そうすると眼科で精密検査を受けることになり、早期発見につながります。

 余談ですが、最近よく周囲から「スマホの長時間使用のせいで緑内障になりやすくなることはありますか」と問われることがあります。が、医学的にはスマホの使用と緑内障の関連性はありません。

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