(30)下見は大事だと痛感…介護施設は千差万別

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 2カ所目は駅前に新しくできたB有料老人ホーム。県内を中心に介護施設を展開している会社の経営で、真新しい鉄骨3階建ての35床。約束の時間に行くとスーツ姿の女性に「お待ちしてました」と営業スマイルで迎えられた。

 彼女は部屋を案内しながら「今ならすぐに入れますよ」と熱心なアプローチ。それはいいのだが、まだ新しすぎて入居者が4人しかいないため、全体の雰囲気が掴みにくい。新しければいいわけじゃないと悟ることができた。月額費用は約21万円。

 3カ所目はAにほど近いC有料老人ホーム。鉄骨2階建ての50床。全国的に名の知れた大手建設業系の施設で、広い駐車場や入り口の開放感が今までの施設より格段に良く思えた。しかも、館内に入ると真っ先に手洗いとうがいのための洗面台に誘導された。素晴らしい。

 毎日のように各種のイベントが行われており、訪れた時は30人ほどがダンスの練習をしていた。他の施設のような暗さがなく、食事は生ものも提供するとの説明に心がぐっと動いた。月額費用は約27万円。やっぱりいいと思うところは値が張る。

 ちなみに待機人数は13人もいた。それっていったいどのくらい待つのだろう。お金と待ち時間を計算しながら帰路についた。

【連載】シニアな息子と母の介護物語

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