「心臓年齢」を知って心臓の状態を把握し健康寿命を延ばす
心臓年齢のツール開発者が「心臓病のリスクについて医師と患者が効果的な話し合いの機会を持ち、心筋梗塞や脳卒中、心不全などを防ぐための治療法に関する適切な情報提供につなげる上で、このツールが役立つことを願っている」と述べているように、こうしたツールを活用するなどして、自分の心臓が現時点でどれぐらい疲弊しているのかを把握することは、心臓を守るためにとても有効です。
■「心臓ドック」を受けておく
心臓年齢のツールがまだ一般的ではない日本では、「心臓ドック」をおすすめします。一般的な健康診断では、心臓病に関わる検査は心電図や胸部レントゲンぐらいしか行われませんが、心臓ドックでは、もっと専門的な検査を受けることができます。すでに胸痛や息切れといった軽い自覚症状が出ている人はもちろん、健康労働年齢である60~65歳を越えたら、1年に1回程度のペースで定期的に受けるといいでしょう。
心臓CT、心臓MRⅠ、心臓超音波(心エコー)などの「心臓画像検査」、ホルター心電図などの長時間計測する「心電図検査」を受けておけば、病気かどうか、治療が必要かどうか、動脈硬化の程度を判断できますし、自分の心臓に起こっている異変の兆しを把握できます。さらに、「BNP検査」を含む血液検査や、CAVIやABIと呼ばれる「血圧脈波検査」で手足の血圧の差や脈が伝わる速度を測定しておけば、より安心です。


















