安倍元首相「国葬」の是非問う声が“再燃”のナゼ…安倍派絡みの醜聞相次ぎ、SNSで急拡大

公開日: 更新日:

 また、公表された政治資金収支報告書から、安倍元首相の資金管理団体の代表を妻の昭恵氏(61)が引き継ぎ、そこに安倍氏の5つの関係政治団体から計2.1億円が寄付されていたことが判明。有識者などから、政治家ではない「私人」である昭恵氏が巨額の政治資金を引き継いだことに疑問の声が出ている。

 東京五輪の招致活動をめぐっても「きな臭い話」が飛び出した。当時、自民党衆院議員で、安倍派に所属していた馳浩・石川県知事(62)が講演で、開催都市決定の投票権を持つIOC(国際オリンピック委員会)の委員に対し、内閣官房報償費(官房機密費)で1冊20万円のアルバムを作り、贈答品として渡していた、などと“暴露”した件だ。この時「必ず勝ち取れ」「金はいくらでも出す」「官房機密費もある」と発破をかけていたのが安倍元首相だった。

■死後に性加害問題が大きく取り沙汰されたジャニー喜多川氏は、ギネスの賞など数多くの功績を取り消された

 さらに岸田文雄首相(66)が自民党政調会長を務めていた2019年10月に党本部で米国のギングリッチ元下院議長と会合した際、旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の友好団体「天宙平和連合(UPF)ジャパン」のトップである梶栗正義議長(年齢不詳)が同席していたと朝日新聞が報道。その後、岸田氏の面会は旧統一教会との関係が深かった安倍元首相の依頼によるものだったと報じられている。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋