(4)世界の見方を変える旅
お寺にいた子供たちに何を祈ったのかと聞けば、「何でそんな当たり前のことを?」というけげんな顔で、「世界平和です。大人になったら佐々井さんのように貧しい人を救います。ユーは?」と返され、まさか「本が重版して印税生活ができますように」と私利私欲にまみれたお祈りをしていたとは明かせません。
■旅は自分の内面をあぶりだす
まだまだ治安も悪い地域も多いのは事実ですが、長年バカにして偏見のあったインドに、自分の内面を鏡のようにあぶり出された私は、「暗黒世界は私の心であった」とうなだれました。自分のことで常にいっぱいだった私ですが、赤の他人の幸せも少しは考えられるようになったのは、2度目のインド旅のおかげでした。 (つづく)




















