50代後半からiDeCoを始めるのは遅い? 制度改正で変わる新常識
会社員の場合は、厚生年金に加入していればこれまでと同様に70歳までiDeCoを利用できます。ここで、会社員が使える裏ワザがあります。企業型確定拠出年金に加入している人は、現役時代は会社が掛金を拠出してくれます。しかし定年後は会社からの拠出が終わり、そのまま運用だけを続けるケースが多くなります。
ところが、この企業型確定拠出年金をiDeCo(個人型確定拠出年金)に移換すれば、70歳まで自分で積み立てを続けることができるのです。ただし、いくつか条件があります。
国民年金を受給していないこと、そしてiDeCoをまだ受け取っていないことです。ここで注意したいのは、国民年金を受け取ってしまうとiDeCoを続けることができない点です。そのため、iDeCoを続ける場合には国民年金を繰下げ受給する必要があります。iDeCoは国民年金と制度的に連動しているからです。
なお、厚生年金については先に受け取ることも可能です。たとえば、年下の配偶者がいる場合などには、加給年金を受け取るために厚生年金だけを先に受給するという選択も考えられます。

















