著者のコラム一覧
黒岩泰株式アナリスト

山一証券、フィスコなどを経て、2009年4月に独立。独自理論である「窓・壁・軸理論」をもとに投資家に、株式・先物・オプションの助言を行う。著書に「究極のテクニカル分析」「黒岩流~窓・壁・軸理論」など。

中東情勢と「地域の集会場」の共通点とは? 過去の肩書にこだわらない老後生活を

公開日: 更新日:

 シニアたちも、重たい過去の肩書を競うのではなく、身軽な一人一人が溶け合って、一つの“温かな場”をつくり出せたら素晴らしいだろう。

 宇宙のすべての物質は、数億年という長い旅を経て、最も安定した「鉄」を目指すという。重い原子は割れ、軽い原子は結びつく。そして最後はどちらも外部の刺激に惑わされない「安定の形」へとたどり着く。その「動じない強さ」こそが、人生の最終局面に必要な生き方ではなかろうか。

 シニアマネーの終着点も、実はここにあるに違いない。1円単位の損得に目くじらを立てる「分裂」フェーズはもう終わり。あえて微細な不平等はのみ込んで、相手と丸く溶け合う「融合」の知恵を持つ。

「エネルギーを取り出す」という観点ではまったく同じ。目的が同じなのだから、すぐにお互いは理解できるはずだ。

「ウラン濃縮をやめさせる」

 そうやって始まったイラン戦争。ようやく終わりを迎えそうだが、失った命が決して戻るわけではない。

「自分は正しい」「われわれこそ正義だ」と主張するのは自由だが、将来に残したツケはあまりにも大きい。

 中東と公民館──世界線は違っても同じ軌道を描いている。これからは不毛な狂騒曲に身を投じるのではなく、穏やかで美しい「協奏曲」を共に響かせていこうではないか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 暮らしのアクセスランキング

  1. 1

    男性シニアの再就職は元公務員でもこんなに難しい 中高年がハマりやすい「リスキリング」の落とし穴

  2. 2

    日本三景「天橋立」にクマ出没も“スピード捕獲”できたワケ…宇都宮市では3日と難航したのに

  3. 3

    なぜ女性天皇はダメなのか?旧宮家の養子案そのものが、女性・女系天皇を阻止するために生まれたものだ

  4. 4

    能力アピールも資格取得もムダ! 元公務員でも難しい「男性シニアの再就職」を突破できるのは「謙虚な人」という“無慈悲な実情”

  5. 5

    「士業で独立」を夢見る中高年の理想と現実 60歳を過ぎても役に立つ資格とは

  1. 6

    これが日本の「中流」サラリーマン転落の軌跡 年金の「繰り上げ受給」を選ぶのは、お金と仕事がない人

  2. 7

    佳子さまは「皇室を出たい」が本音? 秋篠宮さまは女性皇族問題めぐり宮内庁に異例の「苦言」

  3. 8

    しぼむ消費に政権無為無策…家計負担「月2600円軽減」と高市首相“恩着せ”X投稿で大炎上

  4. 9

    クマが西日本各地でも異常出没する深刻事情…とうとう神戸市内でも初確認される

  5. 10

    伊藤博文らの「皇室典範」をめぐる議論では、女性天皇や女系天皇を認めることが検討されていた

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松村北斗&目黒蓮の"2強"を崩すSTARTO社の若手演技派は? 男性アイドル戦国時代のカオス

  2. 2

    皇室典範改正のタイミングで…愛子さまに「海外留学」説が浮上

  3. 3

    渋野日向子に「全米女子プロ」逆転出場の道…勝みなみと3年連続タッグでツアー唯一のダブルス戦V狙う

  4. 4

    不倫と嘘が止まらない高市内閣の人格と運命…エロ文科相が「道徳心」を説くお笑い

  5. 5

    キオクシア株は「高値の花」…2期連続過去最高決算で時価総額40兆円も、個人投資家比率わずか5%

  1. 6

    森香澄はピアニストを夢見て練習に打ち込むも、1浪して東京女子大現代教養学部へ…高校は都立新宿

  2. 7

    男性シニアの再就職は元公務員でもこんなに難しい 中高年がハマりやすい「リスキリング」の落とし穴

  3. 8

    森香澄には「あざとかわいい」にとどまらない「主役体質」の素質アリ

  4. 9

    高市事務所が選挙ネット戦略で手だれに接近のナゼ…中傷動画作成・拡散のキーマン松井健氏の“意外な実績”

  5. 10

    「ペチュニア」と「キンギョソウ」が見頃を迎えた花と緑のテーマパーク「東京ドイツ村」入場券を5組10人にプレゼント