中東情勢と「地域の集会場」の共通点とは? 過去の肩書にこだわらない老後生活を
シニアたちも、重たい過去の肩書を競うのではなく、身軽な一人一人が溶け合って、一つの“温かな場”をつくり出せたら素晴らしいだろう。
宇宙のすべての物質は、数億年という長い旅を経て、最も安定した「鉄」を目指すという。重い原子は割れ、軽い原子は結びつく。そして最後はどちらも外部の刺激に惑わされない「安定の形」へとたどり着く。その「動じない強さ」こそが、人生の最終局面に必要な生き方ではなかろうか。
シニアマネーの終着点も、実はここにあるに違いない。1円単位の損得に目くじらを立てる「分裂」フェーズはもう終わり。あえて微細な不平等はのみ込んで、相手と丸く溶け合う「融合」の知恵を持つ。
「エネルギーを取り出す」という観点ではまったく同じ。目的が同じなのだから、すぐにお互いは理解できるはずだ。
「ウラン濃縮をやめさせる」
そうやって始まったイラン戦争。ようやく終わりを迎えそうだが、失った命が決して戻るわけではない。
「自分は正しい」「われわれこそ正義だ」と主張するのは自由だが、将来に残したツケはあまりにも大きい。
中東と公民館──世界線は違っても同じ軌道を描いている。これからは不毛な狂騒曲に身を投じるのではなく、穏やかで美しい「協奏曲」を共に響かせていこうではないか。


















