会社辞めた瞬間に10万円請求はなぜ起きる? 6月退職予定ならなおさら…知らないと詰む「住民税地獄」の正体

公開日: 更新日:

 退職時期によっても負担の見え方は変わる。一般に1月〜5月の退職では残りの住民税が最後の給与や退職金から一括徴収され、6月〜12月の退職では退職月までは給与天引きが続き、残額が普通徴収に切り替わって納付書が届くことが多い。

 どちらにしても、退職した人からすれば感覚は同じだろう。「仕事を辞めて身軽になるはずだったのに、請求だけが重い」。そう感じる人が出るのも無理はない。

 しかも住民税は前年所得に対して課されるため、退職して収入がなくなっても請求だけは消えない。失業や大幅な減収などの場合は分割納付や減免を相談できることもあるが、自治体ごとに要件は異なり、申請しなければ何も変わらない。困っていても、黙っていればそのままだ。

 家計相談の現場でも、退職後にこの住民税が想定外の出費となり、生活費や再就職までの資金を圧迫するケースは少なくない。「もっと早く知っていれば」という声もある。

 会社員でいる間は、税金も社会保険も半ば自動的に処理される。だが、その状態から離れた途端、制度の重みが一気に自分事になる。住民税地獄の正体は、税額そのものより、「知らないまま辞めること」にあるのかもしれない。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    和久田麻由子アナがフジとTBSではなく日テレを選んだワケ 今週からついに新報道番組に登場

  2. 2

    小室圭さん家族3人ショットを「ニューヨーク・ポスト」が報道 1億円以上の新居から居住先、子供の性別まで赤裸々に…

  3. 3

    高市首相に浮上する「サミット花道論」地方選で連敗、就任半年で激ヤセ&ふらふら…“辞めろデモ”も拡大

  4. 4

    小室圭さん&眞子さんの「第1子の性別」を特定 NYポスト紙報道の波紋と今後憂慮すべきこと

  5. 5

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  1. 6

    ビートルズの“最脱力アルバム”の中でも脱力度の高い4曲を一気に

  2. 7

    萩本欽一(5)「親父はカメラ屋、母親はご飯も炊けない四国のお姫さまだった」

  3. 8

    “幼稚さ”露呈した佐々木朗希「報奨金事件」…ド軍日本人スタッフ2名が「7000万円超」もらえず?

  4. 9

    司忍、高山清司コンビによる「名門ヤクザ」コレクション

  5. 10

    阪神・立石正広は“走り方”にさえ問題あり 3度目の故障を招いた根本原因を専門家が指摘