川崎「政之湯」は水風呂譲り合いの人情味あふれる穴場
5人の小部屋で110度。不思議と心地いいんですよ
設定は88度。平日夕方とあって混雑はなく、瞑想していると、ジリッジリッとした輻射熱がまろやかですなぁ~。そう気楽に構えていると、2分ほどで玉汗が滴り、5分も経たないうちに滝汗状態っス。いやいや、結構パワフルだぞ。ふと、壁の温度計を見上げれば、やっぱり110度近くまで上がってるじゃん。
小さな部屋だけに、ストーブがオーバースペックなのでしょうが、それでも激アツというほどではなく不思議と心地いいんですよ、マジで。
しっかりと10分耐えたら、激しくどしゃ降り状態のレインシャワーで汗を流し、お一人さまタイプの水風呂にザブン。花柄模様の浴槽に身をゆだねる還暦の姿はマンガですが、チラーで17度のバイブラにトロけまくり、ボケ~としていたら、汗だくの若い人の視線を感じたので、どうぞどうぞ。「週末や混んでいるときは他人同士2人で漬かっているときもあります」と黒崎さんは笑う。
昭和ムードたっぷりの銭湯でマッタリと10分3セット満喫。水風呂を譲り合い、どしゃ降りシャワーにドハマりした後、脱衣場のベンチに座り、扇風機の涼やかな風に当たりながらホンワカにととのいました。
服を着てフロントで缶ビール350円を購入。穏やかな休憩ルームの椅子にどっかと腰を沈め、ゴキュゴキュ、プッファ~。しびれるほどウミャイ。再開発でオシャレな街と化す川崎で昔ながらの人情味あふれる穴場でした。
(イラスト・文=太田由紀)
■「政之湯」
(住)神奈川県川崎市川崎区南町2-4
(℡)044-222-3256
(営)午後3時~深夜0時
(休)6日・16日・26日



















